琉大化学ってどんなところ?琉球大学 化学科のカリキュラム紹介琉球大学 化学科の研究室紹介

漢那 洋子(3年次向け研究室紹介)

研究室名:漢那研究室
教員名:漢那 洋子(かんな ようこ)
教員研究室:理B127
備考(実験室等):理B129〜理B133
A. 研究について
【研究分野・内容】
光化学・有機物理化学(Physical Organic Photochemistry)
●分子が光と相互作用したときに起こす現象や化学反応についての研究。
 特に、光化学反応におよぼす分子環境・反応場の効果に関連した事柄が、現在の主な研究テーマ。
【研究方法】
物理化学的なアプローチと有機化学的なアプローチの両方を融合させた研究方法を指向している。
 物理化学的アプローチ:各種の分光学的測定、量子効率の決定、速度論的解析、中間体の直接観測、等々
 有機化学的アプローチ:分子の合成・精製、光照射生成物の単離・同定、反応中間体の検討、等々
●例えば、次のような題材を用いて実験・研究を進めている。
 分子: 生体分子(生体内の色素など)、光機能性分子(フォトクロミック化合物など)、色素分子、等々
 光化学反応や現象: 光異性化、光環化、フォトクロミズム、蛍光発光、等々
 分子環境・反応場: イオン液体、分子液体、生体高分子、分子集合体、有機溶媒、水溶液、等々
【研究の方針・方向】
●光と物質の相互作用で引き起こされる現象や化学変化について、新しい機構の発見やその解明を目指す。
●光化学の研究を通して、光化学の基礎および科学(サイエンス)の基礎を学ぶ。
【過去の卒業研究・修士論文の代表的なテーマ】
溶液中におけるテトラピロール色素の光化学〜溶媒効果と置換基効果〜/水溶液ミセル界面の分子環境 プローブとして有用な蛍光性分子の探索/イオン液体中における有機フォトクロミズム/分子内および 分子間水素結合系色素分子の光異性化反応と水溶性の発現〜視覚化とスペクトル追跡〜/溶液中におけ る蛍光挙動に及ぼすイオン液体物質の効果/溶液の色に影響を及ぼす種々の要因/その他
B. 履修しておいてほしい授業科目および必要な技術、ライセンス等
 当研究室で行うような光化学研究に必要となりそうな内容を含む授業科目はどのような科目であるか、自分自身でも考えてみて欲しい。基本的な考え方としては、共通教育科目・専門科目を通して、科学・化学の共通の基礎となる領域について、幅広く、まんべんなく勉強すること。特に、物理化学関連の専門科目は、きちんと履修しておくこと。理系あるいは化学専攻の学生として遜色がない程度のことは、身につけておく こと。化学の実験における基本的な手技やあたりまえの通常の流儀を身につけていることは当然ながら必要。
C. 学生への一言・その他
 大学は、学問(勉強・研究)をするところです。大学における化学の研究室も然りです。とにかく、それ 相応の勉強をする必要があり、当研究室に所属する学生にも、そのようなことを期待・要求したいと考えて います。勉強や研究(卒業研究も含めて)は、何かの片手間にできるようなものではありません。
研究室配属の前に、きちんとしておくべきこと
●研究室に所属して(卒業)研究を行なうということは、どのようなことか想像・覚悟しておくこと。
●研究室に配属されるということはどういうことであるのか、その意味を、きちんと認識しておくこと。
●あたりまえのことを、あたりまえにできるように。(化学だけのことではありません。)
 また、その心構えをしておくこと。
●卒業研究に専念できる状況(物理的にも精神的にも)を整えておくこと。
●自分自身の興味や関心の方向性、考え方や行動の個性(くせ)をきちんと考慮に入れた上で、研究室配属の希望とそれ以降の方針を考えておくこと。
*当研究室に配属を希望する場合には、必ず事前に、教員とコンタクトを取って話をしに来ること。

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