琉大化学ってどんなところ?琉球大学 化学科のカリキュラム紹介琉球大学 化学科の研究室紹介

石田 哲夫(3年次向け研究室紹介)

研究室名:石田研究室
教員名:石田 哲夫(いしだ てつお)
教員研究室:理B228
備考(実験室等):理B224、理B221
A. 履修しておいてほしい授業科目
 基礎レベルの数学や物理学に一度は時間をかけて挑戦してください。また、一般化学・有機化学・物理化学の教科書は常に手元において活用するようにしてください。
B. 研究室について
【研究分野】
 代謝生化学(metabolism and biochemistry)、酵素学(enzymology)、分析生化学(analytical biochemistry)
 身近な生物の内部で起こっている化学反応(代謝)を研究しています。特に、まだ誰も知らない化学反応を見つけようとしています。生体内の化学反応のほとんどは酵素というタンパク質でできた触媒の助けなしには必要なスピードで起こりません。未知の代謝を見つけることは新しい酵素を見つけることでもあり、見つけた研究者が酵素に名前をつけることができます。沖縄のほとんどの生物が生化学的には手付かずですので、面白い反応をたくさん見つけたいと思っています。
【研究方法】
 タンパク質の分析・定量・分離精製に関係するあらゆる方法を駆使します。酸素分子が関与する酵素反応は非常にたくさんあり、これらの研究には嫌気チャンバーや酸素電極を使用します。アミノ酸やアミン類をターゲットにしたメタボローム解析、ケト酸やアルデヒドをターゲットにしたメタボローム解析のための独自の方法が実用レベルになり、これらを駆使した新規代謝の探索を行います(安定同位体ラベルとキャピラリーカラムクロマトグラフィー-質量分析)。次世代シーケンサーによるタンパク質一次構造の網羅的な取得やペプチドシーケンサーによる直接的なタンパク質部分配列解析も利用します。さらに、精密なkineticsとタンパク質の原子レベルの構造解析による酵素反応機構の研究も得意としています。
【卒業研究テーマ】
 基本的にはどのようなテーマでもいいのですが、これまでの研究例を以下に示します.
・アフリカマイマイ粘液のL-アミノ酸酸化酵素
・アフリカマイマイ消化腺(肝臓)のD-セリン脱水酵素
・アフリカマイマイalbumen glandのフラビン結合タンパク質
・ギンネムのミモシンの生合成
・ダブシルラベルによるアミノ酸分析と応用
・ダブシルラベルによるD-アミノ酸の定量と応用
・ダブシルラベルによる2-オキソ酸の定量と応用
C. 学生への一言・その他
 身近な自然でどのような化学反応が起こっているのか、アミノ酸に関連した代謝に焦点を当てて、どんどん探っていく予定です。アフリカマイマイやギンネムだけでなく、サンゴ礁海岸にもそろそろ触手を伸ばします。生化学的な視点から沖縄の自然を理解したいと思う方は生化学研究室に是非きてください。
*研究室ホームページ
 研究室のホームページはまだできていません。質問などは、理B228に来ていただくか、電子メール(teishida☆sci.u-ryukyu.ac.jp)で連絡してください。
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