琉大化学ってどんなところ?琉球大学 化学科のカリキュラム紹介琉球大学 化学科の研究室紹介

琉大化学の先輩からのアドバイス

 私たちの周りには、「化学」があふれています。例えば、多用されるレジ袋やペットボトルは化学製品ですし、生活の安全も化学分析によって守られています。そしてさらに身近な例として水道水があります。これも実は、立派に化学技術が活かされています。あなたは日本の水道水がとてもキレイで安全なことを知っていますか?世界には、水道水を飲むと病気になる地域も多く、水道水が信用できずペットボトルに入った水以外は飲まない国があるそうです。
 私は、4月から沖縄県職員として水道水の安全を守る仕事に就きます。そこでは、私たちが毎日何気なく使っている水道水の安全を化学分析で支えています。私は、これまで琉球大学および大学院を通して学んだ化学を活かして沖縄県民の生活を水道水の安全を通して支えていきます。

 化学は、たくさんの人の生活を支えることのできる学問です。あなたも琉球大学で化学を学びませんか?私たちが大学を通して学んだ化学はきっと社会に貢献できるはずです。
 私は、子どもの頃から『空』を見上げることが好きで、この『空』は地球全体とつながっていて、たった今、頬に触れた『風』が、たった今、吸い込んだ『空気』が、明日には世界の誰かに会いに行っていると想像した時の高揚感は今でも忘れることはありません。
 高校生の時、大気汚染や地球温暖化問題が社会的に重要な問題として取り上げられるようになり、『大気』に大きな関心を持ちました。そして、大気の中でも『大気環境』について、途上国からの越境大気汚染の研究に適した沖縄県で勉強をしたいと考え、琉球大学理学部海洋自然科学科化学系に進学を決めました。
 学部4年次に研究室の配属が決まり、『エアロゾル』と出会いました。エアロゾルとは、大気中に浮遊している微小な液体粒子や固体粒子のことで、工場や自動車など人間活動に伴い排出されるものや、樹木や土壌、海水など自然界から放出されるものがあります。エアロゾルは大気中にごく微量にしかありませんが、人間の健康や生活環境、地球温暖化や酸性雨、オゾン層破壊など自然環境に及ぼす影響は極めて大きいと考えられ、世界中で盛んに研究が行われています。
 卒業研究では、大気エアロゾル中に汚染物質である過塩素酸(胎児や幼児の脳発達障害を引き起こす物資)を世界で初めて検出し、その成果を学会で発表することが出来きました。
修士研究では、約三年間にわたる沖縄大気エアロゾル試料の分析により、主要な化学成分の挙動や影響する環境因子が、漸進的に明らかなってきています。
 現在、博士研究では、年代測定としての研究が一般的である放射性炭素14C(炭素同位体)に関して、その半減期(約5730年で量が半分になる)を利用し、アジア大陸や東アジア地域から長距離輸送される大気エアロゾル中のバイオマス燃焼起源(14Cが豊富)と化石燃料燃焼起源(時間が経って14Cが無い)の割合を世界で始めて評価し、国際学会などで発表しています。
指導教員の方針により、国内学会に留まらず、国際学会でも研究の成果を数多く発表させていただいており、これまでに、ハワイやローマ、サンフランシスコで発表を行いました。国際学会の規模の大きさや他分野わたる研究の多さに圧倒されたりもしますが、専門分野に固執することなく、多様な分野の研究者との意見交換はとても刺激的で有意義です。そこから、個別の研究内容は違えども、大きな目標は同じであることに気づき、微弱ながらもその一端を担うことができたらな。とわくわくしながら日々研究を進めています。
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