琉大化学の先輩からのアドバイス

伊東 慧悟(KEIGO ITO)

伊東 慧悟
略歴:
2011年 琉球大学理学部海洋自然科学科化学系 卒業
2014年 琉球大学理工学研究科海洋自然科学専攻 博士前期課程 修了
2014年 佐賀県中学校理科教諭 採用

なぜ琉大化学系を選んだのですか?

琉球大学を選んだ理由は、正直に言えば沖縄に住みたかったからです。中学校の修学旅行以来、佐賀の田舎では感じられなかった独特な雰囲気に魅了されました。
理科の教員になりたいと考えた高校時代、専門知識を持った教員でありたいと考え、理学部を選びました。高校の化学実験の時に、多くの器具を使い、何かを合成するという楽しみに触れました。さらに専門的に学び、自分で色々実験をしたいと考えて化学系を選びました。

就職活動と現在のお仕事について教えてください。

 就職活動は福岡・熊本の学習塾と佐賀県の教員採用試験を受けました。就職活動では、これから自分がどう在りたいかを自問自答したり、学習塾と学校の違いを学んだりすることの出来る良い機会でした。
 現在は佐賀県の中学校理科教諭として勤務しています。同僚や先輩の先生方と一緒に子供たちと向き合っています。将来を担う子供たちに様々な面から関わることのできる、やりがいある仕事です。教え子たちと成人式で会うのがとても楽しみです。
伊東 慧悟

高校生と琉大生へのメッセージ

 私にとって、大学は様々な年代、国籍の人と触れ合う良い機会でした。そして自分の時間をたくさん持てる、最後の期間だったんだなと感じます。これから受験する方にはその貴重な時間をどう使うか、わくわくしながら考え、受験勉強のモチベーションにしてほしいと思います。そして入学したら、自分はお金を払って「勉強」しにきているという事を忘れず、教授や仲間達のもつ自、分の中に無い経験・考え方・知識を出来る限りたくさん持って卒業しなさいよ、と入学したての自分に言い聞かせてやりたいです。

在学中に心に残っていることはありますか?

 卒業してから時間が経ち、振り返ってみると4年次に配属された研究室での日々しか記憶に残っていません。素晴らしい先生方や、楽しい先輩・仲間たちに恵まれ、濃く充実した毎日でした。配属が決まってすぐに教授に「教員になりたいのですが、自分はいま何をしたらいいでしょうか」と質問したら「教員になる為に何をしたらいいかという事は答えたくない。それよりも今の自分に出来ることを1つずつ丁寧にやって、その中で自分なりの経験をしてくことが、先生になったときの自分を創る」と答えてもらったことが心に残っています。今、自分も先生という立場になって、子供自身がじっくり考えることの大切さがよく分かるようになりました。子ども達にもそれを伝えています。

在学中の経験が就職して役に立ったことはありますか?

 これから高校・大学・就職と進んでいく子供たちが相手なので、自分の経験を話すことで今後のイメージを持ってくれていると思います。そういう意味では大学での全ての経験が役に立っています。授業では、これの応用はこんなことだよと話をする程度で、化学の専門知識を使う機会はほとんどありませんが、レポートや発表などでパソコンの使い方に慣れたことはICT機器の利用頻度が高まった現場で役立っています。また、実験の多い研究室だったので、良い結果はいつも出ないが、続けたら良い事があるという考え方は自分を励ますのに役立っています。
琉球大学 化学科へのアクセス情報 琉大化学への寄付について
琉大化学公式SNS
琉大化学TWITTER琉大化学INSTAGRAM