琉大化学の先輩からのアドバイス

新里 恵多(KEITA SHINZATO)

新里 恵多
略歴:
2016年 琉球大学理学部海洋自然科学科化学系 卒業
2018年 広島大学大学院総合科学研究科 総合科学専攻 修了
2020年 広島大学大学院工学研究科 機械物理工学専攻 修了
2020年 広島大学大学院先進理工系科学研究科 博士研究員 採用
2021年 広島大学自然科学研究支援開発センター 助教 採用

なぜ琉大化学系を選んだのですか?

 小さい頃に祖父母がいた粟国島の海でよく遊んでいたので、ずっと沖縄の海が大好きでした。また、高校で勉強した科目の中で化学が一番好きだったので、「海洋自然」と「化学」というワードに惹かれて必然性をもって琉大化学系を選ぶに至りました。実際に入学してみると、海洋関連の講義や実験があり、楽しく受講できました。

就職活動と現在のお仕事について教えてください。

 就職は琉球大学に在籍していた3年生のときと、広島大学に在籍していた修士1年生、博士2年生のときに考え、修士で行った就職活動ではインターンシップや企業説明会で沖縄に数回帰ったこともありました。結局、研究が好きだということで、博士課程にも進んで現在は大学教員として研究しています。大学では、学生や留学生の研究指導、論文執筆、研究提案書作成などで毎日研究に携わることができて楽しみながら仕事をしております。
新里 恵多

高校生と琉大生へのメッセージ

 琉大化学系では、化学の本質を学ぶことができます。初めて大学で化学を学ぶときは高校で学んだ化学とのギャップに驚くかもしれませんが、1人でじっくり考えたり、友人や先生方と議論したりすることで必ず理解できるようになると思います。大学の講義や研究は、分からないことを理解したらまた分からないことが出てきて…の繰り返しです。それを繰り返すことで視野が広がるので、みなさんにはそれを実感して欲しいと思います。

在学中に心に残っていることはありますか?

 オフィシャルではなかったですが、化学系の1年生から卒業生までが集まって一緒に野球大会に出場したことが心に残っています。毎年1回戦敗退(1回勝ったこともあったかもしれません…)でしたが、打ち上げでお酒を飲みながら試合の話で盛り上がったのを覚えています。また、講義では、槌田竜太郎らが提唱した分光化学系列について楽しそうに説明する安里先生の姿が心に残っています。d軌道の分裂等の知識を学んだあとに分光化学系列を学んだときの感動は今でも覚えています。

入学して想像と違っていたところはありますか?

 私は化学が好きで化学系に入学しましたが、最初に大学化学を学んだ際に、物理の知識も必要であると気づかされ、正直化学系に入学したことを少し後悔しました。特に、物理化学の講義は専門用語の理解に苦しみました。それでも、何度もテキストを読み返していると分かった気になってきて、徐々に専門用語にも抵抗がなくなりました。物理化学が理解できるようになると、化学をより深く理解することができて改めて化学が好きになりました。
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