髙良研究室

教授 髙良 聡 たからさとし

Satoshi Takara

教員研究室: 理系複合棟407室
E-mail: stakara”@”sci.u-ryukyu.ac.jp
(”@”は半角アットマークに変えて下さい)
TEL: 098-895-8529
FAX: 098-895-8565(化学系事務室)

研究室HP:Takara Research Group

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研究内容

1.水素分子の活性化とエネルギー変換
2.酸素分子の水素化触媒の開発
3.不活性分子の活性化
4.Biomimetic Mineralization
5.海水を利用する触媒反応の開発

履修しておいてほしい授業科目

 

学生へのメッセージ

前期に無機系研究室合同セミナー(金3)と錯体グループセミナー(月3)を開講しており、すべての学生を歓迎しています。遠慮なく遊びに来てください。

環境とエネルギーの問題が深刻であることは、皆さんも肌身に感じていることでしょう。この問題を解決する主役はまさに我々化学者です。高良研究室では、錯体化学、有機金属化学の立場からこの問題にアプローチします。具体的には、水素をエネルギーとして利用するために、水素分子と酸素分子の活性化を目指した新しい遷移金属錯体の合成とそれらを用いた触媒システムの開発を目指しています。
合成化学なしに現在の科学技術の発展はあり得ないと言っても過言ではなく、とくに、周期表上の全元素を対象とし、物質観の根幹を支える無機合成化学の重要性は日増しに高まりつつあります。
新しい化合物生み出す合成化学は一見華やかな世界に見えるかもしれません(例えば、白川先生の導電性プラスチックのように)。しかし、当然ながら、合成化学においては普通の仕事量ではなんの成果も得られません。困難な道をいとわず、あえてその困難を楽しみ、これまでの概念をひるがえす新しい化合物を自分の手で合成したいという学生のみなさんと一緒に研究できることを楽しみにしています